top of page
genba_ttl_text.png

現在担当している主な業務

 

現在、主に携わっているのは地籍調査です。 地籍調査とは、個人や法人が所有している土地の境界が長い年月の間に曖昧になってしまっている場合など、どこまでがその人の土地かをはっきりさせて記録に残すためのものです。 測量をして位置を決めたら境界標という目印を打ち込んで行きます。 他には、土木設計をするための基になるデータや図面を作る作業です。基準点測量の後に、現状がどういう地形でどんな建物があるかなど現地測量を行って設計へ渡します。

DK_A1220.jpg

協立コンサルタンツの強み

まず、水準測量を数多く行っていることが挙げられます。この水準測量ができる会社はそう多くありません。水準測量は観測そのものが技術的に難しく、また観測したデータをまとめて計算をして成果品として納品するという一連の作業の経験やノウハウがないと難しい仕事だからです。

当社は、長年の積み重ねがあり、先輩たちから受け継いできた経験に基づいたノウハウがありますので、精度の高い水準測量が可能です。

 

そして、基準点測量は、成果品に対する高い評価をいただいていると思います。

基準点測量は1人、2人でできるのもではなく、多くの人数でチームを編成して現場に行き、長い日数をかけて取り組むものなので、観測技術はもちろん、事前の準備と観測後のデータをまとめる能力がないと良い成果は得られません。 ここも水準測量と同様に長年の蓄積がものを言います。

選ばれている理由

私たちの行った仕事は表彰という形で高い評価をいただいていますので、依頼者である役所などからの信頼は得られているのかなと思います。 また、私たちは依頼内容に対し、期待以上のものを提供しようという姿勢があります。

例えば、役所から届いた資料。まずこれを徹底的に精査します。そこに矛盾点などを見つけた場合はすぐに役所の方へ確認したり、測量の結果が前にもらったものと違う場合などはどうするべきか、善後策を検討して提案するなど、ただこなすだけではない信頼される仕事を心がけているので「協立だったら大丈夫」という信頼関係がつづいているのだと思います。

日常的な対応も含めて、正確な仕事で世の中の役に立ち、依頼者様にご満足いただく、測量はサービス業だと思っているんです。 選ばれているとすれば、その辺が理由かなと思います。

いま測量士に求められているもの

 

スピード感じゃないかと思います。

かつては測ってきたものを会社に持ち帰って計算して整理してまとめていたものが、今はその場で結果が出るような方向に行きつつあります。

 

実際はその場でというはなかなか難しくて…、持ち帰ってちゃんと吟味してよくよくチェックして成果を作らなくてはいけないのですが、でも時代的にはスピードを求められています。 お客様のニーズとしては作業に入ったらすぐ結果が欲しいんですよね(笑)、何週間も何ヶ月も待ってはくれない。

そのために当社は最新の技術をいち早く取り入れてきましたし、社内にはITに長けている人材もたくさんいます。

お客様のニーズにスムーズに対応できるような体制は整えています。

DK_A0564.jpg

大変だった現場

東日本大震災が起こったとき、被災地は多くの家や土地が元あった場所からズレてしまった。そのズレをどうするかというのがありました。国土地理院や地方自治体の指針をもとに話し合って、現状に合うように計算し直したり、もう一度観測し直したりしまして、場所によっては何十センチもズレているので、そういう所をひとつひとつ現状に合うように直して行ったんです。これは本当に大変な作業でした。

地震や大型台風や噴火、洪水など自然災害が多い近年の状況を見ると測量士の仕事の必要性は高まっていると思います。

測量士という仕事のやりがい

この業界で17、8年になりますが、測量士の仕事というのは何かの物という形では残らないけれども、地図には残りますよね。基準になる部分を作っているというか。例えば自分で観測して出した境界線の位置まで道路が広がったりすると、そこは目に見えた自分の仕事の成果ですよね。その辺が面白さですかね。

一方で、誰かの土地を測って「これがアナタの土地です」と決める。そうしたらその事実は簡単には覆らないものになるので、万が一にも間違えることはできない。その辺のプレッシャーや責任感は常に感じています。

今後の目標など

 

会社の仕事が上手く行くというのはもちろんですが、従業員全員が楽しく仕事ができるのが一番ですよね。 楽しく仕事ができるということは、仕事内容そのものが良いものになるということですし、そういう意味でもできることをたくさんやって、新しいことにもどんどんチャレンジして行きたいですね。 いつも仕事を楽しむスタンスでいたいです。

DK_A0531.jpg
bottom of page